YFHSスタッフInterview vol.1

このコーナーでは、YFHSの各施設で活躍中の注目スタッフをご紹介します。
それぞれの立場から患者さま一人ひとりに寄り添い、全力でサポートしております。

戸塚共立第2病院 リハビリテーション科 
作業療法士
大渕 竜也(おおぶち りゅうや)さん

【2019年入職】

【わたしのすきな言葉】
危機感なくして成長はない
【わたしの趣味】
ライブハウス巡り、高校野球観戦

Q
この仕事を選んだ理由やきっかけを教えてください。
A

高校生の時に野球をやっていて、トレーナーやセラピスト、鍼灸師などコメディカルの方に接する機会が
たくさんありました。その中で自分が肘を痛めた時に、親身になって治療していただいた経験があり、リハ
ビリの仕事を目指すようになりました。

Q
作業療法士の業務内容を教えてください。
A

若年層からご高齢の方まで幅広い世代の方を対象に、患者さまが満足して、日常生活や作業活動が行え
るように支援しています。整形外科の領域では、術後のリハビリからADL(Activities of Daily Living
【日常生活活動】)の指導、その人にとって意味のある作業活動に必要な機能回復を目標に治療を行ってい
ます。その他、循環器や呼吸器、内科系疾患の患者さまのリハビリにも携わっています。

Q
これまで働いてきた中で印象に残っているエピソードを教えてください。
A

右の凍結肩( 肩関節が硬くなり、肩が上がらなくなる状態)の患者さまのリハビリです。その方は教師をさ
れており、利き腕の可動域の制限によって板書などの仕事に必要な作業のみならず、洗髪など日常生活に
も大きな支障をきたしていました。当院で非観血受動術を受け、その後エコー( 超音波検査)などを用いて
リハビリを行い、健側同様のレベルにまで右腕を動かせるようになりました。

Q
戸塚共立第2病院で働く魅力を教えてください
A

当院のリハビリテーション科の魅力は、作業療法士として機能解剖や運動生理をしっかり学べるところです。また当院は整形外科疾患の患者さまが多
く、術後の生活動作の獲得には機能改善が必須となります。最近ではエコー(超音波検査)を用いて上肢の解剖を勉強しており、自身のスキルアップにも
繋がっていますし、患者さまの治療や評価の上でも大いに役立っています。

Q
最後に!今後の目標を教えてください。
A

今後は整形外科疾患の術後患者さまがより早く、日常生活の動作を獲得できるように、上肢の機能解剖や疾患・治療に関する知見を深めて、患者さまが
大切にしている作業活動を1日でも早く行えるよう研鑽していきたいと思います。また認知症や摂食嚥下、リハビリテーション栄養の領域についても学
び、専門的なリハビリを提供できることを目標としています。