新年のご挨拶

新年のご挨拶

One for All,All for One.

謹賀新年

医療法人横浜未来ヘルスケアシステム 理事長
戸田中央メディカルケアグループ(TMG) 理事長
横川 秀男

神奈川県警察戸塚警察署 嘱託医/東京国税局戸塚税務署 嘱託医
横浜商工会議所戸塚支部 副支部長/公益社団法人神奈川県スポーツ協会 理事


皆様健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年は元旦に発生した大地震により、能登半島が大きな被害を受けました。被災された皆様に、改めまして心よりお見舞いを申し上げます。

横浜未来ヘルスケアシステム(YFHS)と戸田中央メディカルケアグループ(TMG)よりDMAT3隊が被災地に出動し、TMGで組織する災害時医療救護チームTDRが現地の状況調査に向かいました。

福島元彦YFHS副理事長率いるTDR先遣隊は、奥能登地方を中心とした甚大な被災状況を確認し、七尾市の恵寿総合病院を中核とする、けいじゅヘルスケアシステムの取り組みを見学しました。

完璧なBCP、井戸水の利用、平時よりDXを活用するなど、有事に向けた万全の準備と、災害でも医療を止めないという強い信念のもと、発災直後から見事な運営を続けて地域を守る職員方の渾身の努力に感銘を受けました。少しでもお役に立てればと思いTMGおよびYFHSは、6ヶ月間にわたり看護介護チームが中心となりサポートをさせて頂きました。

新型コロナウィルス感染拡大への対応に追われて5年になりますが、人手不足や建築費をはじめ諸物価の高騰等により、医療施設、介護施設の経営状況は困難を極めています。そのような中、昨年は猛暑による過去最高の熱中症患者様の救急搬送、豪雨や台風による災害など、様々な危機から地域住民の安心安全な生活を守るべく、医療介護関係者は誠心誠意の努力を続け、地域包括ケアシステムの充実に努めています。

YFHSでも患者様、利用者様のさらなる安全性と利便性の向上、職員がよりコミュニケーションよく仕事をしやすくなるように、DXの推進、医療機器や院内環境の整備、福利厚生の改善等を進め、質の高い医療と介護の充実に努めています。

また、健診、人間ドック、健康運動指導士チームによる運動指導、医療公開講座など、地域の方々の健康管理と健康づくりのお役に立てるよう精進しています。

昨年の明るい話題としては、YOKOHAMA  TKM所属でヒューマンライフケア横浜勤務の内海春菜子選手が、パリオリンピックに女子7人制ラグビー日本代表のスタンドオフとして出場し、過去最高の9位になりました。多くの皆様から温かい応援をいただき感謝申し上げます。

また昨年は、地域医療により貢献するべく戸塚共立第1病院新築移転計画を目的とした造成工事を開始しました。温かく質の高い医療をこれからも最大限に提供するべく、きめ細やかに計画を進めて参りますので、ご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

本年が皆様にとりまして幸多き一年となりますようお祈り申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。