年末のご挨拶

年末のご挨拶

よこすか浦賀病院
院長 松下 ゆり

座右の銘…「積小為大」

私の人生で好きな言葉です。
そして、今のよこすか浦賀病院の
職員へ捧げる言葉です。

皆さん、こんにちは。よこすか浦賀病院の松下ゆりです。
 【よい花は後から】ということわざがあります。2023年8月に当院院長に就任して、約1年が経ちました。今まで当院は外科中心の診療でしたので患者様や近隣クリニック様は私の院長就任に、きっととまどいも多かったと思います。そして現在、約1年が経過して、当院の在り方が徐々に皆様に浸透してきた印象です。
 
 当院の診療は、内科・脳神経内科・整形外科・眼科・リハビリテーション科を中核に行なっております。2024年4月か
らは訪問診療部門も立ち上げ、6月には脳神経外科医の常勤医が増員されました。認知症専門医の資格もある医師ですので、認知症外来・脳ドックを開始しております。横須賀市は土地柄、高齢者人口が多く、今後この訪問診療や認知症外来がますます需要があると考えております。さらに慢性硬膜下血腫の穿頭ドレナージ手術も今後受け入れていきます。もし転倒した後に脱力や反応低下を認めましたら、当院の脳神経外科への受診をお願いいたします。また外来検査としましては、私事ですが脳神経内科で筋電図検査を再開致しました。脳神経内科領域の3大主要症状は頭痛・めまい・しびれと言われております。その一つであるしびれ症状の原因検索として、筋電図検査を積極的に行い診療に役立てていきたいと思います。

 2025年3月、現在の横須賀市立うわまち病院が市立総合医療センターと名称を変えて当院から2km圏内に移転予定です。当院の役割としては、地域の高齢者施設・クリニックなどの連携を強化して、ホームドクターの立場で診療・検査を行っていきたいと思います。そして対応が難しい場合は近隣の高次病院へ依頼していきます。逆に、高次病院からは、継続の診療やリハビリを目的としたよこすか浦賀病院への転院を推奨したいと思います。先ほど述べたように横須賀市は独居高齢者が多く、患者様・そのご家族が安心して生活できるよう社会調整をおこなっていきます。
 当グループの「One for Al l, All f or O ne.」、また冒頭であげた【よい花は後から】の精神のもと、これからも患者様に誠心誠意で向き合っていきますので、よこすか浦賀病院に是非いつでもいらしてください。

よこすか浦賀病院

横須賀市西浦賀11-11-1
TEL:046-841-0922